http://twin.blog.ocn.ne.jp/physicomath/2011/07/post_0a55.html
現実の問題と考えるか,数学という抽象化されたものとみなすかの違いではないでしょうか.前者ならば,足し算でも順序があります.「バスに5人乗っていました.そこへ新たに2人乗車してきました.今何人乗っていますか」という問には,5+2=7が正しく,2+5=7は現実として不適当です.というのは,もし2人が降りたのなら,-2+5=3と答えるのは明らかに非現実的だからです.これを正解とされますか.
投稿 N. Nakanishi | 2011-07-13 02:20 午後
Nakanishi先生はいつも明解ですね。そうですね。現実と抽象化された数学とは同じではないのですね。
それはそれとして、興味が出たので当該の本を注文して読んでみることにしました。
私にはちょっと後戻りをこの本が要求しているようにも思えたりしているものですから。
投稿 あおやま | 2011-07-13 03:44 午後
なぜ、「もし2人が降りたのなら,-2+5=3と答えるのは明らかに非現実的だから」なのかサッパリ分からないが、仮にそれを認めるとして、だから何?
負の数まで拡げると○+□と□+○には意味の違いが生じる、としたとしても、なぜそれが、自然数に限定している場合までそうだとなってしまうのか?
河豚には毒があるから魚にはみんな毒がある、というようなもので論理学の初歩からやり直すべきだと思う。
「バスに5人乗っていました.そこへ新たに2人乗車してきました.今何人乗っていますか」、2人の側に視点を置いたら2に5が足されているとも言える。
「5+2=7が正しく,2+5=7は現実として不適当です」などとくだらないことを書く方も書く方だが、「いつも明解ですね」と応じる方も応じる方だ。
2人とも物理学者だというのだが・・・・
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